2026-09-05EXHIBITION
内なる「HOME」へ帰る、いまこの瞬間
福岡を拠点に「Art × Music × Culture」を発信するSIGNAL Galleryは、2026年9月7日(月)から9月27日(日)まで、アーティスト・草柳 靜(Shizuka Kusayanagi)による個展「TADAIMA(HOME NOW)」を開催いたします。
日本で生まれ育ち、25年以上をアメリカで過ごし、フランスとの行き来も重ねてきた草柳は、自らを異なる文化のあいだに生きる「insider-outsider」と捉えています。絵画を中心に、ドローイング、版画、映像など複数の表現を用いながら、場所、記憶、感情、そして人間そのものに宿る本質を探求してきました。
Date:
2026.09.7 MON — 09.27 SUN 11:00–19:00 ※火曜定休
入場無料
◉Artist Talk
2026.09.12 SAT 14:00–15:30
◉Soul Portrait Session 1 ※(要予約)
2026.09.12 SAT 16:00–18:30
◉DJ Event 花いけと選曲|Genki Nishiyama|TAO #
2026.09.14 MON 19:00–23:00
◉Soul Portrait Session 2 ※(要予約)
2026.09.20 SUN 15:00–19:00
※Soul Portraitは予約優先。ご予約はアーティストInstagramへのDMよりお願いいたします。
https://www.instagram.com/illustrated_by_shizuk/
ご参加の方は、Signal Galleryにてドリンク1杯のご注文をお願いいたします。
# 9月14日のDJ Eventでは、福岡・清川の「TAO」を拠点に活動するGenki Nishiyamaを迎えます。
Nishiyamaは、酒場を起点に、東洋哲学、俳句、花いけ、選曲など、異なる形式の文化実践を横断的に行っています。花いけにおいては、花を単に「飾る」のではなく、花によって空間の見え方や人の振る舞い、時間の流れが変化することに関心を寄せています。
本イベントでは、花いけと選曲を通して、展覧会のテーマである「HOME」や「今ここ」という感覚を、作品とは異なる身体的・空間的な体験として提示します。

無題(うち)| 油彩·オイルパステル·キャンバス, 147 × 104 × 3 cms, 2023
「TADAIMA(HOME NOW)」について
本展のタイトル「TADAIMA(ただいま)」には、「今」を意味する言葉と、「ただいま、帰ってきた」という帰還の意味が重ねられています。
草柳にとって「HOME」とは、特定の場所や住所ではなく、肩書きや役割、周囲からの期待を手放し、ありのままの自分を理解し受け入れることのできる「内なる場所」です。
2021年から2022年にかけての内省的な探求を経て、草柳は絵画に自身を癒す力を見出しました。本展では、絵画を「自分自身へ戻るための言語」として捉え、色彩と形を通して、記憶や身体感覚、そして「今ここ」にある自己の感覚を探ります。

無題(対話) | 油彩·リネン, 46 x 56 x 4cm, 2022
本展の中心的な作品《Untitled (home)》では、鏡のような大きな画面の中に、中心から外へ広がる色彩と、ほとんど手を加えず残された白い空間が共存しています。その画面には、外へ広がることと内へ帰ること、拡張と収縮が同時に存在しています。

無題(体器) | 油彩·オイルパステル·リネン, 56 x 48 x 4cm, 2023
作家が捉える「HOME」は、外の世界に探し求めるものではなく、もともと自分の内側に存在するものです。どのような環境に置かれていても消えることのない、内側の小さな「pilot light(種火)」に意識を向けること。その光へ戻ることが、自分自身を理解し、受け入れ、前へ進むための起点となります。
「TADAIMA(HOME NOW)」は、過去でも未来でもなく、「今この瞬間」に自分自身の内側へ帰ることについての展覧会です。

オフィーリア | 油彩·色鉛筆·溶接顔料·ボード、アーティストフレーム,29 x 37 x 3cm, 2022
Date:
2026.09.07 MON
PROFILE
草柳靜|Shizuka Kusayanagi
(1982年、横浜生まれ) 福岡を拠点に活動する日系アメリカ人アーティスト、グラフィックデザイナー、アートディレクター、...
https://www.shizuka-kusayanagi.com/